横浜市中区吉浜町
この場所を歩く度、
村上龍の長編小説
『コインロッカー・ベイビーズ』を
読んだ時の不思議な高揚感を思い出す。
ハシ(溝内橋男)が遺棄されたのは
国電根岸線の関川駅
コインロッカー三〇九番
関川駅というのは、
関内駅の「関」と
石川町駅の「川」を
繋げて命名された架空の駅名
この写真は、
石川町駅のすぐそば吉浜町にある
ボロボロのコインロッカー
ハシが遺棄された
1972年7月19日にも
存在していたような様相をした
古びたコインロッカー
先日、利用できるのかどうか、疑わしい
このロッカーを使おうとしていた
女性を見かけた。
思わず、ちゃんとしたコインロッカーが
中華街に行く途中の中学校の先、
中華街の近くの
立体駐車場の所にありますよと声をかけた。