2022-01-16 コインロッカー・ベイビーズ 街のフォトスケッチ 村上龍の長編小説 『コインロッカー・ベイビーズ』 ハシ(溝内橋男)が遺棄されたのは 国電根岸線の関川駅 コインロッカー三〇九番 関川駅というのは、 もちろん関内駅の「関」と 石川町駅の「川」を 繋げて命名された架空の駅名 この写真は、 石川町駅のすぐそば関内寄りにある 古びたコインロッカー ハシが遺棄された 1972年7月19日にも 存在していたような風貌の このコインロッカーの脇を歩く度 『コインロッカー・ベイビーズ』を 読んだ時と同じ 不思議な高揚感に包まれる