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ギャラリー形式のMy Photograph Album

新山下 Ⅴ

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横浜市中区新山下1丁目(霞橋)

明治時代に作られたトラス橋・旧江ケ崎跨線橋が、
横浜市中区新山下の「霞橋」として再利用されている。

 江ヶ崎跨線橋は、
かつて川崎市幸区横浜市鶴見区をつないでいた鉄橋で、
トラスという三角形を基本単位とする構造の骨組みをもつ。
もともとは1896(明治29)年に
日本鉄道土浦線(現常磐線隅田川橋梁として架けられた橋が、
機関車の荷重増加に伴い、1928(昭和3)年に撤去。
1929(昭和4)年に江ヶ崎跨線橋として再利用された経緯をもつ。

 「かながわの橋 100選」、「鉄の橋百選」、「日本の近代土木遺産」にも選定された橋だが、
老朽化による危険性の増加が指摘されており、
2007年から架け替え工事が行われていた。

 架け替え終了後は廃棄が予定されていたが、
霞橋の改修のタイミングとうまく合ったため
霞橋での再利用が実現した。