化野の化(あだし)は 生が化して死になるとの意味があり
仏教用語では、「はかない」「むなしい」という意味にもなります。
平安時代 庶民は貧しく、行き倒れになった人はそのまま放置されてました。
化野はそのような時代の庶民の野辺送りの場所の一つ
埋葬方法は
風葬(野
ざらしにされ自然の風化にまかせる)でした。
人々に伝染病の発生を抑えられる土葬を教え、
野
ざらしとなっていた遺骸を埋葬し、
葬られた人々の供養のため千体の石仏を埋め、
五智山
如来寺を創建したといわれています。
後に
法然がここを念
仏道場としたことから念仏寺と改められました。