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化野 念仏寺Ⅱ

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化野の化(あだし)は 生が化して死になるとの意味があり
仏教用語では、「はかない」「むなしい」という意味にもなります。

平安時代 庶民は貧しく、行き倒れになった人はそのまま放置されてました。
化野はそのような時代の庶民の野辺送りの場所の一つ
埋葬方法は風葬(野ざらしにされ自然の風化にまかせる)でした。

811年(弘仁2年)弘法大師 空海が、
人々に伝染病の発生を抑えられる土葬を教え、
ざらしとなっていた遺骸を埋葬し、
葬られた人々の供養のため千体の石仏を埋め、
五智山如来寺を創建したといわれています。
後に法然がここを念仏道場としたことから念仏寺と改められました。