2016-09-17 化野 念仏寺 Ⅰ 旅の記憶 この地は古来より葬送の地で、 初めは風葬であったが、後世土葬となり人々が石仏を奉り、 永遠の別離を悲しんだ所である。 境内に奉る多くの石仏・石塔は往古あだしの一帯に葬られた人々のお墓である。 何百年という歳月を経て無縁仏と化し、あだしのの山野に散乱埋没したいた。 明治中期に地元の人々の協力を得て集め、 釈尊宝塔説法を聴く人々になぞらえ配列安祀してある。 賽の河原に模して「西院の河原」と名付けられた。