かって見た事もない色を見ているあなた
次から次にあなたの冒険は止まず
無数の色は永遠に変わり続ける
これは果たして現実なのか?
あなたの顔を太陽が照らす
あたかも地上の秘密を反映するがごとく
その光は両手を伸ばしても掴めはしないが
すべては真実
暫しの間 あなたはつかまり
暫しの間 あなたは傷つく
ほの白い亡霊の月日を数え上げているうちに
ざわざわと雲音がうめきだす
瞬間という名の時が あなたをとらえ
瞬間という名の時が あなたを傷つける
そしてその瞬間が あなたにとっての今
その瞬間が 私からの証
1980年2月29日発行 同人誌「投射」二十八号に投稿
次から次にあなたの冒険は止まず
無数の色は永遠に変わり続ける
これは果たして現実なのか?
あなたの顔を太陽が照らす
あたかも地上の秘密を反映するがごとく
その光は両手を伸ばしても掴めはしないが
すべては真実
暫しの間 あなたはつかまり
暫しの間 あなたは傷つく
ほの白い亡霊の月日を数え上げているうちに
ざわざわと雲音がうめきだす
瞬間という名の時が あなたをとらえ
瞬間という名の時が あなたを傷つける
そしてその瞬間が あなたにとっての今
その瞬間が 私からの証
1980年2月29日発行 同人誌「投射」二十八号に投稿