2019-11-14 高架下 街のフォトスケッチ 横浜散歩 京急本線 日ノ出町駅~黄金町駅 高架下の売春飲み屋や大岡川沿いの立ちんぼの娼婦は知らないけれど京急の車窓から見えた黄金劇場の赤いネオンは脳裏に焼き付いている。 かつて横浜黄金町を怪しく彩ったタイ、コロンビア、チリなどを はじめとした外国人娼婦たちの生々しい姿。 夜ごと春をひさぐ彼女たちを引き寄せた色街黄金町の磁力とは 欲望、貧困、死。 夜ごと漂泊者たちの魂が烈しく、哀しく、脈動する小さな街が、確かに、そこにあった。