PEACE IN TIME

ギャラリー形式のMy Photograph Album

And there is it now

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                    横浜市中区初音町
 
 黄金町の大岡川沿いのエリアは,太平洋戦争終戦以降,
京急の高架下にバラック小屋の住居が集まるようになり、
それらが次第に小さな飲食店に変わっていきました。
 
「ちょんの間(客と従業員との自由恋愛という形をとった違法売春を数畳の狭い店内で行う間)が現れ、
いつしか関東でも有数の「青線地帯」(違法売春地域)として知られるようになりました。
 
 しかし,ようやく2003年11月に、地域住民によって「初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会」が設立され,2009年の「横浜開港150周年」に向けて街のイメージアップを図るため
2005年1月11日より、「バイ バイ作戦」と名づけられた神奈川県警察による集中的な摘発が始まり
京急高架下の再開発事業等と相まって,2005年8月までに風俗店全店が閉店するに至ります。
 
そして2008年、京浜急行電鉄横浜市の協力により高架下に文化芸術スタジオが建設され、
アートを生かした新しいまちづくりを目指し、
地域住民、行政、警察、企業、大学、美術関係者が集まった実行委員会によって
「黄金町バザール2008」が開催されました。
 
その後、継続的かつ総合的にまちづくりを推進するために
特定非営利活動法人黄金町エリアマネジメントセンター」が2009年4月に設立されました。
 
その黄金町エリアマネジメントセンターでは、黄金町バザールを毎年開催している他、
毎月第2日曜日にはオープンスタジオというイベントを通じて、
日常的なにぎわいの創出と地域・アーティストの交流の促進を図ってきました。
 
暴力団のアジトなどもある地区のため現在も24時間体制の警備が続いています。