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ギャラリー形式のMy Photograph Album

永久の益子時間(大誠窯の登り窯)

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                                                2013年5月12日
 
 
学生の時のバンド仲間でドラムを担当していたT君、
大学を卒業すると益子に移り住み陶芸家の道を歩んだ。
(現在は、笠間に在住)
 
この一ヶ月あまりの間、
妻の実家に行くことが多く
そこに沢山の益子焼きがあることに驚く
 
聞けば生前、春と秋に開催される益子陶器市に
毎年出掛けていたとのこと
 
妻の実家で
益子焼の茶器でお茶を飲む度、
旧友と楽しく過ごした頃を思い出し
両親の思い出の街であろう益子を訪ねてみたくなった。
 
 
益子焼は、登り窯という斜面等地形を利用した薪窯を使用するのが主流
 
しかし、東日本大震災では益子の40基の登り窯のうち9割が損壊してしまいます。
 
登り窯を造る職人も益子には3人しかおらず
すべてを造り直すには数年かかるといわれています。
 
城内坂にある大誠窯も震災で登り窯が壊れ、
その年の7月から修復開始、約4か月かけ、2011年11月に完成。

その後、さらに質の良い作品を焼くために、乾燥を続けて、
ようやく今年の3月下旬に本焼きの時を迎えました。