ポンポン船の愛称で親しまれ、
浦賀のシンボルになっている渡船は、
港に隔てられた東西の浦賀の町を行き来する人にとって、大切な交通手段。
時刻表は無く、渡船が対岸にいるときは、
時刻表は無く、渡船が対岸にいるときは、
呼び出しボタンを押すと、すぐに来てくれます。
約3分ほどの船旅ですが、
浦賀造船所跡地に建つクレーンや
ドックを海から眺めることができます。
享保10年(1725年)ごろから始まる長い歴史を持っています。
江戸時代には、船が1艘で船頭さんが2人。
江戸時代には、船が1艘で船頭さんが2人。
この船頭さんの生活と船の維持管理は、
東西浦賀の人々や、
鴨居や久里浜などの近隣の方の協力を得て、
まさに生活に欠かせない船でした。
東西浦賀の17町内会の共同体が維持管理をするようになりました。
この時の運賃は1人1厘5毛で、営業時間は朝6時から夜10時までで、
この時の運賃は1人1厘5毛で、営業時間は朝6時から夜10時までで、
夜間の運賃は倍額と定められました。
これが公営交通としての渡船の誕生です。
浦賀町が渡船に関わるのは、
それから40年後の大正6年(1917年)のことです。
この頃が渡船の最盛期であり、
この頃が渡船の最盛期であり、
1日の平均乗船客が1,000人にも達していて、
現在の場所から300mほど港の内で、
もう1ルートの営業が行われていました。
渡船も横須賀市からの委託経営となり、
昭和30年代後半には機械化された船による航行となりました。
現在の船(愛宕丸)は、平成10年8月9日に就航しました。
現在の船(愛宕丸)は、平成10年8月9日に就航しました。
それまでの木造船から大型化し、
江戸時代の「御座船」をイメージした
FRP(強化プラスチック)製の船になっています。
ちなみに、渡船の航路は「浦賀海道」と名付けられ、
全国でも珍しい水上の市道(2073号線)です。
▼ 乗り場
▼ 利用料金:大人150円、子供50円、その他(自転車等)50円(定期券、回数券は発行していません)
▼ 航行時間:朝7時から夕方6時ごろまで。※12時から13時までは、お昼休みです。
▼ 定休日:12月31日から1月3日までは休航します。
※荒天時(波が高かったり、強風の場合)や船の点検時には休航します。
▼ 航行時間:朝7時から夕方6時ごろまで。※12時から13時までは、お昼休みです。
▼ 定休日:12月31日から1月3日までは休航します。
※荒天時(波が高かったり、強風の場合)や船の点検時には休航します。